×

フィリピン沖で地震、土砂崩れで死者も

2012年9月1日 7:44

 フィリピン東方沖で8月31日夜に起きたマグニチュード7.6の地震で、フィリピンでは土砂崩れによって1人が死亡した。

 フィリピン政府によると、南部・ミンダナオ島では住宅が土砂崩れに巻き込まれ、50歳の女性が死亡した他、5歳児がケガをした。また、震源近くのサマール島などでは道路や橋が壊れたとの報告もあり、地元当局が被害状況の把握を進めている。

 フィリピン中部の東海岸には地震発生直後から津波警報が出され、住民に避難が呼びかけられた。一部地域で潮位が通常より16センチ高くなったが、その後、大きな変化はなく、日本時間1日未明に警報は解除されている。