アメリカの新型コロナ新規感染者の4割超が“XBB.1.5”か 置き換わり進む
アメリカでは新型コロナのオミクロン株の変異ウイルスのひとつXBB.1.5が最新の推計で感染者の4割を超えることがわかりました。
CDC(=疾病対策センター)によると今月14日までの1週間で新規感染者に占める「XBB.1.5」の割合は43%と推計され、先月3日時点の2.3%から1か月あまりでおよそ40ポイント増加しています。
また地域別ではニューヨーク州などアメリカの北東部では80%以上にのぼっていて置き換わりが進んでいます。
XBB.1.5は感染力が強く、免疫から逃れる能力が高い可能性があるとされていて、専門家からは注意を呼びかける指摘もあります。
WHO(=世界保健機関)は感染者数を増やす要因になりうるとみていますが、重症化やワクチン効果についてはさらなる分析が必要としています。