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NY株反落、50ドル安の1万3384ドル

2013年1月8日 9:12

 7日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は約50ドル値を下げて取引を終えた。

 アメリカでは「財政の崖」問題がとりあえず落ち着いたこともあり、ニューヨーク株式市場は、去年10月以来の高値水準にある。統計では、自動車販売、住宅分野も好調で「株式市場はいい状態にある」と話す関係者もいる。

 7日は目立った悪い材料はなかったが、利益確定の売りなどが値下がりの原因となった。また、今週から主要企業の決算発表が本格的に始まり、今後のアメリカ経済の行方を見ていく上でも重要な決算となる。

 優良株で構成するダウ平均株価は、先週末比50ドル92セント安い1万3384ドル29セント、ハイテク株中心のナスダック総合指数は、2.85ポイント低い3098.81で取引を終えた。