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猪瀬都知事、ツイッターで“東京五輪”PR

2013年1月11日 11:19

 20年夏のオリンピック招致のためイギリス・ロンドンを訪れている東京・猪瀬都知事は、パーティーを主催したり、簡易投稿サイト「ツイッター」を更新したりして、様々な方法でアピールしている。

 10日に開かれた立食パーティーでは、猪瀬知事自らがホスト役を務め、イギリス政府やロンドンオリンピックの関係者ら招待客約50人に、東京開催のメリットなどをアピールした。

 また、猪瀬知事は、ツイッターをPRの一環として利用している。スケジュールの合間を縫って携帯電話を手につぶやいており、立食パーティー前にもツイートしていた。英語でもつぶやいている。

 10日午後からは、ロンドンオリンピックの組織委員会会長らを訪問し、招致成功の秘けつなどアドバイスを受けた。開催地を決める国際オリンピック委員会(=IOC)の委員約100人のうち、ほぼ半数はヨーロッパ勢でイギリスにも4人の委員がいることから、招致委員会はヨーロッパでの活動に力を入れている。

 猪瀬知事は10日夜、「IOC委員の気持ちは、個人個人の利益、損得だけでは作られていないと思う。世論がどうなっていくかで判断が分かれると思う」「きょうは非常に良いスタートを切れた」と話した。

 11日はロンドンのオリンピックパークを視察し、会場運営に関するノウハウやヒントを探る予定。