国際ピアノコンクール、日本人入賞ならず
4年前、全盲のピアニスト・辻井伸行さんが優勝したヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで、今年、19歳の日本人大学生が決勝に残っていたが、結果、3位までの入賞はならなかった。
アメリカ・テキサス州で行われたヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールは4年に1度行われる世界的に権威あるコンクール。今年、決勝ラウンドに進んだ6人の中に、今年のコンクール最年少の東京芸術大学2年・阪田知樹さん(19)が勝ち残っていた。
9日、最終結果が発表され、阪田さんは残念ながら3位までの入賞はならなかった。優勝はウクライナのワディム・ホロデンコさん(26)だった。
阪田さんは「結果は結果ですけど、自分のやれることはやった。それが一番。また次のコンクールに向けて頑張っていけたらと思います」と話した。また、「権威あるコンクールで決勝まで進んだことで、自信を持って今後も練習に励みたい」と語った。