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シリア、化学兵器めぐり追加報告書を提出

2013年9月22日 8:48

 内戦が続くシリアでアサド政権に化学兵器を廃棄させる計画をめぐり、シリア政府は21日、国際機関に追加の報告書を提出した。

 シリアの化学兵器をめぐっては、アメリカとロシアが今月14日、国際管理の下で廃棄させる枠組みに合意し、保有する化学兵器のリストなどを1週間以内に提出するようアサド政権に求めていた。

 提出期限の21日、OPCW(=化学兵器禁止機関)は、前日にあった「最初の情報開示」に続き、追加の報告書が提出されたことを明らかにした。詳細は明らかにしていないが、専門家などが内容を精査しているとしている。

 OPCWは、週明けにも日本を含む41か国で構成する理事会を臨時招集し、査察の体制や日程などについて話し合うとみられる。