米空港乱射、容疑者を訴追 死刑の可能性も
アメリカのロサンゼルス国際空港で1日、手荷物検査場付近で運輸保安局の男性職員1人が撃たれて死亡し、複数のケガ人が出た銃乱射事件で、アメリカの司法当局は2日、ポール・シアンシア容疑者(23)を連邦職員を殺害した罪などで訴追した。有罪の場合、最高で死刑が言い渡される可能性がある。
FBI(=アメリカ連邦捜査局)の発表によると、警察官との撃ち合いの末、拘束されたシアンシア容疑者のカバンの中からは、「運輸保安局の職員を殺す」などと書かれたノートが見つかったという。
FBIが動機の解明を急いでいるが、シアンシア容疑者は重体で、聴取できない状態だという。