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米朝国民間で理解深める契機に~金第1書記

2014年1月9日 14:00

 北朝鮮の金正恩第1書記は誕生日を迎えた8日、アメリカの元プロバスケットボール選手のロッドマン氏とともにバスケットボールの親善試合を観戦した。金第1書記は、親善試合が「アメリカと北朝鮮の国民の間で理解を深める契機になる」と述べた。

 労働党の機関紙「労働新聞」は1面で、金第1書記が李雪主夫人やロッドマン氏とともにバスケットボールの親善試合を観戦したと報じた。労働新聞は「ロッドマン氏は金第1書記の誕生日を祝うため試合を組んだと述べた」と伝えていて、北朝鮮国内向けのメディアとして、初めて金第1書記の誕生日について言及した。

 金第1書記は「今回の競技がアメリカと北朝鮮の国民の間の理解を深める契機になる」と述べ、アメリカとの関係改善に期待を示した。

 一方、アメリカの国務省は親善試合について「北朝鮮との外交を前進させるものとは思っていない」と距離を置いている。