アルバニージー氏 オーストラリア首相に就任
オーストラリア総選挙で勝利した労働党のアルバニージー党首が23日、首相に就任しました。アルバニージー氏は日本に向け出発し、24日に東京で行われるクアッド首脳会合に出席します。
オーストラリアメディアによりますと、総選挙の開票作業はまだ続いていますが、労働党の勝利が確実となり、党首のアルバニージー氏が第31代の首相に就任しました。
24日に東京で開かれる、日米にオーストラリアとインドを加えた4か国の枠組み=クアッドの首脳会合に出席するため、首相就任の手続きが早められた形です。
アルバニージー首相は会見で、「民主主義や長年の同盟関係を尊重する姿勢を継続する」と強調しました。
一方、モリソン政権のもとで関係が悪化した中国については「困難な関係」が続くとの認識を示しました。
会見後、アルバニージー首相は、暫定政権で外相に就任したウォン氏らとともに、クアッド首脳会合に出席するため日本へ向けて出発しました。