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重大な内政干渉、中米関係を損なう~中国

2014年2月22日 15:46

 アメリカのオバマ大統領は21日、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世と会談し、チベットでの人権保護を強く支援する考えを伝えた。これに対し中国政府は、北京に駐在するアメリカの臨時代理大使を呼び、「強い憤り」を表明した。

 中国の張業遂外務次官は、オバマ大統領とダライ・ラマ14世の会談を受けて、クリテンブリンク臨時代理大使を呼び、「強い憤りと断固とした反対」を表明した。

 張次官は、「中国の内政に対する重大な干渉であり、中国とアメリカの関係を著しく損なうものだ」としており、今後、具体的な対抗措置を取るかどうかが注目される。