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ガザ地区 151人死亡1000人以上ケガ

2014年7月13日 9:23

 中東・パレスチナをめぐる情勢で、イスラエル軍がパレスチナ自治区・ガザ地区への地上戦を視野に入れた準備を進める一方、周辺国は停戦への道を模索し始めている。

 イスラエル軍の空爆は12日で5日連続となり、これまでにイスラム原理主義組織、ハマスが実効支配するガザ地区の1220か所を攻撃、地元メディアによると151人が死亡し、ケガ人は1000人以上となった。

 また、地元メディアによるとハマスの最高幹部、ハニヤ氏のおい2人が空爆で死亡したという。

 一方、ハマスも12日イスラエルの最大都市・テルアビブへの攻撃を予告、時間通りにロケット弾6発が発射されるなど攻撃の手を緩めていない。

 こうした中、エジプトを中心とするアラブ連盟は、14日に緊急外相会合を開くことを決めた。停戦の道を探るとみられるが、ガザ地区との境界近くにはすでに数千人の兵士や多数の戦車が集結するなど地上戦への準備ともみられる動きが進んでいる。