アルゼンチン敗退でファン暴徒化、ケガ人も
「2014 FIFA ワールドカップ ブラジル」は日本時間14日に決勝が行われ、ドイツがアルゼンチンを破り、優勝を果たした。24年ぶりの優勝にドイツ国内は喜びに包まれたが、敗れたアルゼンチンではファンの一部が暴徒化し、治安部隊と衝突した。
ドイツの首都・ベルリンではドイツ統一の象徴であるブランデンブルク門の前でパブリックビューイングが行われ、市民が通りを埋め尽くした。優勝が決まると花火が打ち上げられ、24年ぶりの世界一を祝った。
一方、アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスでは、チームは敗れたもののファンたちが健闘をたたえた。しかし、一部が商店のショーウインドーを割って略奪行為をしたり、ゴミ箱に火を付けたりするなどした。治安部隊が催涙弾などを使用して鎮圧に乗り出し、地元メディアによると双方の少なくとも20人がケガ、30人以上が拘束されたという。