タイ・バンコクで代理出産で生まれたとされる乳幼児９人が保護された問題で、タイの警察は、父親とされる日本人男性（２４）がこれまでに別の３人の子供を日本に連れて帰ったとみられると明らかにした。

　タイの警察によると、保護された９人の子供の父親だと主張しているのは日本人男性で、過去これまでに３回、乳児を抱いて日本に向けて出国したのが確認されているという。また、他にもタイ国内に子供がいる可能性があるとして調べている。

　男性の代理人は７日夜、ＮＮＮの取材に対し、男性は香港や日本で不動産や株式を扱う投資家だと話した。

　代理人「今日も電話で話しました。男性は『戻ってくる』と言っていました。最後に話したときは、男性は香港にいました」

　９人の乳幼児は代理出産で生まれたとされるが、タイの警察は今後、乳幼児のＤＮＡ鑑定を行い、人身売買など犯罪と関係があるかどうかを調べる方針。