×

日本人“父親”病院登録の子どもは13人

2014年8月8日 20:39

 タイの首都・バンコクで代理出産で生まれたとされる生後2週間から2歳の乳幼児9人が保護された問題で、父親とされる男性は24歳の日本人であることが分かった。さらにタイ警察などの調べで、この男性が父親として病院に登録されていた子どもの数は13人だったことが新たに分かった。

 タイのバンコクにある病院には8日、大勢の報道陣が詰めかけた。乳幼児9人が保護された問題で、タイの警察などが体外受精が行われたこの病院に調査に入った。

 タイの警察「多くの子どもの父親として、日本人男性が登録されている資料を確認した」

 調査の結果、男性が父親として登録されていた子どもの数は13人だったことが新たに分かった。この病院は体外受精などの免許を持っていなかったという。

 地元警察によると、子どもの年齢などからみて母親は別々、ほかにタイ人の妊婦がいて男性が代理出産で子どもを設けたとみられている。

 警察は今後、乳幼児のDNA鑑定を行い、人身売買など犯罪と関係があるかどうかを調べるという。