エボラ“別型ウイルス”2人死亡 コンゴ
西アフリカで猛威をふるうエボラ出血熱にWHO(=世界保健機関)の職員が感染していたことが24日、わかった。
WHOによると、感染したのはシエラレオネに派遣されていた職員。西アフリカの4か国では、これまでに1427人の死者が出ていて、手当などを行う医療関係者も130人近くが死亡しているが、WHO職員の感染が確認されたのは初めて。
また、イギリス政府は23日、シエラレオネでイギリス国籍の医療関係者が感染したことを明らかにした。イギリス人の感染確認は初めて。「危険な状態ではない」としているが、軍の特別機で本国に移し治療を行う予定。
一方、アフリカ中部のコンゴの政府は24日、国内で死亡した2人からエボラ出血熱のウイルスが検出されたと発表した。ただ、西アフリカで流行しているものとはウイルスの型が別で、無関係だとしている。