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「イスラム国」空爆は“成功”~米国防総省

2014年9月24日 9:07

 アメリカ軍などがシリアで23日に行ったイスラム過激派「イスラム国」などへの空爆について、アメリカ国防総省は「作戦は成功した」という認識を示した。

 国防総省が公開したシリアでの空爆の映像からは、拠点とみられる建物が破壊される様子などがわかる。空爆は3段階にわたって行われたという。

 国防総省のカービー報道官は「この作戦は成功したというのが、我々が得たサインだ。昨晩の攻撃はまだ始まりにすぎない」と述べ、「作戦は数年に及ぶ可能性がある」という認識を示した。また、今回「イスラム国」とあわせて攻撃対象となったアルカイダ系の「コラサン・グループ」について、アメリカ本土の大規模攻撃への最終段階であることを示す情報があったとして、攻撃の正当性を強調した。

 一方、アメリカ・オバマ大統領はニューヨークで日本時間24日午前5時頃、空爆に参加したアラブ諸国の首脳らと会談した。

 「有志連合のかつてない努力は『世界が結束している』という明確なメッセージだ」-オバマ大統領は首脳らに対し、「過激派グループを後退させるために支援してくれたことを感謝する」と伝えた。「イスラム国」に対抗する有志連合の結束をアピールした形。