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NYダウ4日続落 終値1万6315ドル

2014年10月15日 7:13

 14日のアメリカ・ニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は、午前中は上昇傾向にあったものの、午後になり結局下がり、終値は前日比5ドル88セント安の1万6315ドル19セントで4日連続の下落、半年ぶりの安値となった。ハイテク株が中心のナスダック総合指数は同13.51ポイント高の4227.17。

 この日は、午前中発表されたシティバンクなどの企業決算の内容が良かったことでダウ平均株価は一時100ドルほど値を上げたが、午後になり結局下げた。

 このところのニューヨーク市場は地合いが悪く、買い注文が続かない状況が続いている。今週は企業の決算発表が相次ぐが、市場関係者は「エボラ出血熱への不安も増し、景気動向への警戒感が先に立って株価は伸びにくい傾向が続くのではないか」と話している。