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高倉健さん逝く…国外からも死を悼む声

2014年11月18日 20:09

 国際映画祭で受賞するなど俳優として世界的にも評価された高倉健さんの訃報を受け、国外からもその死を悼む声があがっている。

 中国では文化大革命が終わり、改革・開放が進んだ1978年、高倉さん主演の映画「君よ憤怒の河を渉れ」が初の外国映画として公開され、爆発的な人気を博した。

 北京市民は「(Q:高倉健さんが亡くなりましたが…)えっ!とても残念です」「20代の頃、改革開放したばかりの時『君よ憤怒の河を渉れ』などが中国全土でヒットしたよ」「彼は日本だけでなく、アジアでもスターなんですよ」などと語った。

 また、高倉さんを尊敬し、2005年の「単騎、千里を走る。」で主役に起用した中国映画界の巨匠・張芸謀監督は、「彼の笑顔や声や姿がまだ目の前にあるようです。現実を信じたくはないが、古い友が去ってしまった以上、追悼するしかありません。天国で幸せでありますように」とコメントした。

 中国版ツイッターの「ウェイボー」では、「安らかに」「ご冥福をお祈りします」などの書き込みが、ろうそくの画像とともに数多く寄せられている。

 一方、韓国では、日本文化が解禁された直後の1999年、「鉄道員」が公開されヒットした。韓国の聯合ニュースは「高倉さんはまさに理想的な日本男性の象徴だった」と論評。「真摯(しんし)で謙虚な人柄で性別や世代を問わず愛されてきた」と伝えている。

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