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台湾統一地方選 与党・国民党が大敗

2014年11月30日 8:07

 台湾で29日、統一地方選挙が行われ、中心都市・台北の市長選挙で無所属の新人が初当選するなど、与党・国民党が大敗した。

 今回の選挙は県知事と直轄市の市長などを選ぶもので、22の県や市で投票が行われた。このうち中心都市・台北の市長選挙では、無所属で最大野党・民進党が支援する新人・柯文哲氏が与党・国民党候補を破り初当選するなど、国民党は県知事・市長のポストを15から6に減らした。一方、野党・民進党はこれまでの6から13に増やしている。

 台湾・馬英九総統「今回の結果は、我々が敗北したことを意味する。支持者・党員に謝罪しなければならない。皆さんを失望させた。謝罪しなければならない」

 今回の選挙は馬英九政権2期目の中間評価の意味合いもあったが、厳しい結果を突きつけられたことで、再来年の総統選でも苦戦を強いられることになりそうだ。