史上最年少でのノーベル平和賞受賞が決まったパキスタン人の少女、マララ・ユスフザイさん（１７）が日本時間９日午後９時過ぎ、ノルウェーのオスロで、共同受賞者のカイラシュ・サティアルティさん（６０）とともに会見を行った。

　マララさん「ここには、賞を受賞するだけでなく、『自分の権利のために声を上げよう』と子供たちに伝えるためにいるのです。友達も来てくれています」

　マララさんは、パキスタンやシリア、ナイジェリアの少女ら５人を特別に招待したという。

　マララさん「この賞は、私は１人ではないと気付かせてくれる勇気です。みんなで協力しなければ、１人では何も変わらないのです」

　授賞式は９日に行われる。