先月２８日にインドネシア沖に墜落したエアアジア機について、救難当局は１３日、管制との交信記録などが残されたボイスレコーダーを回収した。

　救難当局によると、エアアジア機が墜落したカリマンタン島南西沖で１３日、捜索中のダイバーらが水深３０メートルの海底からボイスレコーダーを回収したという。ボイスレコーダーは１２日、飛行記録などが残されたフライトレコーダーが回収された場所から２０メートル離れたところで、機体の残骸に埋もれていたという。

　ボイスレコーダーには地上の管制との交信などが記録されていて、今後、事故原因の究明に向け、当局やエアバス社が詳しい内容を調べる方針。

　また、ボイスコーダーが見つかった周辺には主翼とみられる残骸も散乱しているということで、救難当局では機体の胴体部の捜索を続けることにしている。