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ローマ法王、仏・パリ銃撃事件にコメント

2015年1月16日 7:10

 フィリピンを訪れているフランシスコ・ローマ法王が15日、フランスのパリで起きた一連のテロ事件について触れ、「他人の信仰を侮辱すべきでない」と述べた。

 フランシスコ法王は15日夜、アジア最大のキリスト教国・フィリピンのマニラに到着した。ロイター通信などによると、フランシスコ法王はフィリピンへ向かう機内で、パリでの一連のテロ事件について触れ、「神の名においたいかなる殺人もばかげている」と非難する一方、「他人の信仰を侮辱すべきでない」と述べた。

 フランシスコ法王「他人の信仰を侮辱したり、笑うべきでない」

 また、フランシス法王は「信仰の自由も表現の自由も、いずれも基本的人権である」とした上で、「これらの権利は他者を傷つけることなく行使されるべきだ」として自制を求めた。