「イスラム国」壊滅へ~オバマ大統領
アメリカのオバマ大統領は日本時間21日、今年の施政方針を示す「一般教書演説」を行い、イスラム過激派組織「イスラム国」の壊滅に向けた戦いをアメリカが引き続き主導していく決意を示した。
オバマ大統領「我々はパキスタンの学校襲撃からパリのテロまで、テロリストの標的となった世界中の人々と団結している。我々はそれらのテロリストを追跡し、組織を壊滅させる」
オバマ大統領は「イラクとシリアでは『イスラム国』の前進を阻んでいる」と述べ、いわゆる有志連合との作戦が成果を上げているという認識を示した。
また、アメリカのリーダーシップの下、シリアの反体制派への支援や、暴力的な過激主義への対応を強める方針も改めて表明した。その上でオバマ大統領は、「時間はかかる」と認めながらも、「イスラム国」を壊滅に追い込む戦いは成功すると訴えた。