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パリ“正体不明の無人機”逮捕の記者ら釈放

2015年2月27日 2:12

 フランス・パリ中心部の上空で今週、正体不明の無人機が飛んでいるのが相次いで目撃された問題で、25日にパリ西部で無人偵察機を飛ばしたとして逮捕されたテレビ記者らは、問題とは無関係だったことが分かった。

 パリでは23日と24日、中心部の観光名所エッフェル塔やアメリカ大使館の近くで正体不明の無人機が飛んでいるのが目撃され、問題となっている。

 こうした中、AFP通信によると、25日夜にパリ西部の公園で、中東の衛星テレビ局アルジャジーラの記者ら3人が、無人偵察機を飛ばしたとして逮捕された。3人はイギリス国籍の34歳の記者とフリーのジャーナリスト2人で、事情聴取を受けたが、一夜明けた26日、釈放されたという。

 捜査関係者はこの3人について、パリ中心部で目撃された無人機とは関係なかったとしているが、西部の公園も飛行禁止区域だったため、無人偵察機を操縦していた記者は訴追されたという。