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ウクライナ政府 重火器撤去を開始

2015年2月27日 7:35

 ウクライナ政府は26日、東部の前線から重火器の撤去を始めたと発表した。一方、親ロシア派もすでに大部分を撤去したと主張しており、戦闘の鎮静化につながる可能性もある。

 ウクライナ政府軍は26日、親ロシア派との停戦合意に基づいて、東部の前線から、重火器の撤去を始めた。OSCE(=ヨーロッパ安全保障協力機構)が監視している。ただ、親ロシア派から攻撃があった場合には反撃する構えを崩していない。

 一方の親ロシア派は重火器の90%をすでに撤去したと主張していて、双方による重火器の撤去が進めば、戦闘の鎮静化につながる可能性もある。