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“全人代”前に 歴史認識で日本“けん制”

2015年3月3日 19:35
“全人代”前に 歴史認識で日本“けん制”

 中国では全人代(=全国人民代表大会)を前に3日、国政の諮問機関「政治協商会議」が開幕し、歴史認識問題で日本を念頭にけん制した。

 政治協商会議の開幕式には、習近平国家主席ら最高指導部のほか、経済界などから選ばれた委員らも出席した。会議の主席を務める兪正声氏は、今年の戦後70年について言及し、日本をけん制した。

 全国政治協商会議・兪正声主席「日本に勝利した70周年記念として、歴史資料の編さん出版をしっかり行い、歴史を記憶し未来を照らす」

 一方、中国外務省は今年、第2次世界大戦に参加した国の要人らを招き、軍事パレードなどを行うと発表した。具体的な時期は明らかにしていないが、建国記念以外での軍事パレードの実施は異例のことだという。