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仏大統領と国連安保理もテロを強く非難

2015年3月19日 12:02

 チュニジアの国立博物館が武装集団に襲撃された事件を受けて、国際社会からは強い非難の声が上がっている。

 アメリカのケリー国務長官は声明で、遺族への哀悼の意を示すとともに、事件を強く非難した。また、「無慈悲な暴力に対するチュニジア政府の迅速な対応と、事件解決への努力を称賛する」とコメントしている。一方、アメリカ国務省は、容疑者など詳しいことは「結論づけられない」としている。

 また、事件で犠牲者を出したフランスのオランド大統領は会見で、「ひきょう者によって殺された人々に思いを寄せている」と事件を強く非難。国連の安全保障理事会も「テロ行為に対してあらゆる手段を使って対抗していく」とする報道向けの声明を出した。