骨折の米ケリー国務長官、帰国へ
アメリカのケリー国務長官は、先月31日、フランスでサイクリング中に骨折し、病院に搬送された。
国務省によると、ケリー長官はフランス南東部のシオンジエの近くでサイクリングをしていたところ、事故に遭い、右の太ももを骨折し、スイスのジュネーブにある病院に搬送された。事故の詳細は明らかにされていないが、ケリー長官の容体は安定しており、命に別条はないという。
ケリー長官は、イラン核協議のため、イランのザリフ外相と会談するためジュネーブを訪れていた。その後、スペインのマドリードとフランスのパリを訪問する予定だったが、予定を取りやめ、アメリカに帰国するという。
ケリー長官は、これまでも外遊先で趣味のサイクリングを楽しむ姿が報道陣に公開されていた。