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旅客機墜落事故から一夜 捜索を再開

2015年3月25日 16:08

 フランス南東部の山岳地帯で24日、ドイツの旅客機が墜落した事故で、捜索が日本時間午後2時ごろ、再開された。捜索の拠点となっているフランス南東部のセーヌ・レ・ザルプから渡辺祐史記者が報告する。

 捜索は夜明けともに再開されることになっていて、今から20分ほど前に日の出を迎えた。こちらには消防などの関係者が集まってきている。また、登山道には先ほど、現場を警備するための治安部隊の隊員が入っていった。24日に捜索を行ったレスキュー隊員によると、機体の破片は広さ4ヘクタールにわたって散らばっており、機体が衝突したとみられる地点から600メートル離れた場所でも見つかっているという。

 24日の捜索現場では遺体も確認されたが、険しい山で、登山道もないため、搬送には至らなかった。25日は消防380人、治安部隊の300人に加え、ヘリコプターも出動し空と陸から捜索活動を行うという。

 こちらには25日、フランスのオランド大統領に加え、多くの乗客が乗っていたドイツのメルケル首相とスペインのラホイ首相が入る予定。