“米大統領のメール盗み読まれていた”米紙
アメリカの新聞「ニューヨークタイムズ」は、オバマ大統領の電子メールがロシアのハッカーに盗み読まれていたと報じた。
これは「ニューヨークタイムズ」の電子版が25日、政府高官の話として伝えたもの。ロシアのハッカーが、去年10月末頃からホワイトハウスのネットワークに侵入し、オバマ大統領と日常的にやりとりをするホワイトハウス内部の人間のメールを盗み読んでいたという。
政府高官は機密情報ではないとしながらも、中にはオバマ大統領本人が送受信したメールも含まれており、大統領のスケジュールに加え、外交官とのやりとりや政策について議論する内容もあったという。
政府機関へのハッキングを巡っては、カーター国防長官が23日、今年はじめにロシアのハッカーが国防総省のシステムに侵入しようとしたことを明らかにしている。