万博は無駄遣い…ミラノで開催反対のデモ
イタリアで1日、ミラノ万博が開幕し、初日から大勢の人でにぎわった。テーマは「食」。
ミラノ万博は「地球に食料を、生命にエネルギーを」をテーマに、万博としては初めて「食」をテーマに開催される。世界140か国以上が参加し、このうち日本が出展する「日本館」では先端技術も駆使して産地から食卓までを紹介している。
日本館の来場客「珍しい食材やその展示法、色と音楽の調和がすばらしい」
館内には日本の食を味わえるフードコートもあり、来場者たちが天ぷらやすき焼きを味わっていた。
一方、ミラノの市街地では1日、「万博は無駄遣いだ」などとして、開催に反対するデモも行われた。イタリアのマッタレッラ大統領は、地元メディアの取材に対し「万博が景気回復のきっかけとなってほしい」とコメントしている。
ミラノ万博は10月31日まで開催される。