ミラノ万博、来月1日から テーマは“食”
2010年の上海万博以来、5年ぶりに開催されるイタリア・ミラノ万博の日本館が24日、メディアに公開された。
ミラノ万博のテーマは、「地球に食料を生命にエネルギーを」で参加140か国中、最大規模となる日本館では最先端の技術を駆使して、日本の食文化を伝えている。また、日本の田園風景を体験できるコーナーやスマートフォンと連動して食を学べるコーナーなどもあり、産地から食卓までをたどりながら温暖化や食糧危機などの問題も学べる構成となっている。
ミラノ万博日本政府代表・加藤辰也さん「食をテーマにした初めての万博ということで、日本の多様な農林水産業とか、多様な日本の食文化ということを、しっかりと世界に向けて伝えていきたいというふうに考えています」
一方で、ミラノ万博を巡っては準備の遅れも指摘されている。開幕まで1週間となったこの日も重機が動き、工事が続いていた。ミラノ万博は、来月1日から10月31日まで開催され、期間中には2000万人以上の来場者が見込まれている。