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ミラノ万博 山口県特例で「フグ」振る舞う

2015年5月25日 14:24
ミラノ万博 山口県特例で「フグ」振る舞う

 イタリア・ミラノ万博で全国のトップを切って山口県のPRが始まり、EU(=ヨーロッパ連合)で輸入が禁止されているフグが特例で持ち込まれ現地の人に振る舞われた。

 食をメーンテーマに、今年10月まで開催されているミラノ万博。日本館での山口県のイベントは24日から始まり、オープニングセレモニーでは山口県訪問団を代表して村岡知事が「日本に来るときは、ぜひ山口にも来てください」とイタリア語であいさつした。そして、訪問団による鏡開きが行われ、イベントのスタートを祝った。

 山口の誇る海の味=フグ、現在、EUでは輸入が禁止されているが、今回、万博特例で輸入が認められた。ステージでは下関のフグを実際に調理し食べてもらうイベントも開かれた。フグの調理では、県調理師会から派遣された2人がフグの菊盛りと鶴盛りの妙技を披露。日本の技に会場から拍手が送られていた。来場者には今回のために考案されたフグのカルパッチョが振る舞われた。

 ミラノ万博の日本館では、全国35の自治体が各地の魅力をPRすることにしている。