“条約違反”の密輸象牙、破壊イベント 米
アメリカ・ニューヨークで19日、ワシントン条約に違反して密輸入されようとした象牙を公開の場で破壊するイベントが開かれた。
ニューヨーク中心部に集められた彫刻や装飾品。これらは象牙でできていて、密輸の取り締まりでアメリカ国内で押収されたもの。今回のイベントは、密輸量が中国に次いで多いアメリカの政府機関が主催したもので、約1トン、90頭分の象牙を粉砕した。
主催者は取り締まりの厳しさをアピールすることで密輸を減らし、絶滅の危機にあるアフリカ象などの保護につなげたいとしている。