お祝いムード「ロイヤルベビーカクテル」も
ロイヤルベビー誕生にわくイギリスは、3日も祝福ムードに包まれた。国民の最大の関心はプリンセスの「名前」に移っている。現地から天野英明記者がリポート。
ロンドン市内は、いたるところでキャサリン妃の出産を祝う装飾が施されている。ロンドン中心部の子ども用品店では、お祝いのポスターが貼られた。ロイヤルベビー誕生に伴う経済効果は1年で270億円とも言われていて、店側の期待も高まっている。
ベビー用品店店長「もし生まれた子が私たちの商品を着てくれたら、とても売れると思うわ」
またロンドン近郊、キャサリン妃の実家近くでも、プリンセス誕生にわいていた。キャサリン妃がよく訪れるというパブでは…。
パブの店主「女の子誕生だからピンク色のカクテルさ」
名付けて「ロイヤルベビーカクテル」。出産当日は注文が殺到し、売り切れたという。
こうした中、国民の関心はプリンセスの名前に移っている。取材中も市民らから「名前はもう発表されたか?」などと訪ねられる場面が多くあった。大手ブックメーカー各社によると、1番がアリス、2番がシャーロットと、過去のプリンセスの名前に人気が集まっている。前回、ジョージ王子の場合は、誕生から2日後に名前が明らかにされていて、イギリス国民は、プリンセスの名前発表を今か今かと待っている。