米FDA コロナワクチン接種“年1回”を提案
アメリカの規制当局は、新型コロナウイルスのワクチン接種を年1回にすることを提案しました。
アメリカのFDA(=食品医薬品局)は23日、新型コロナウイルスのワクチン接種をインフルエンザの予防接種と同じく、健康な成人は年1回とすることを提案しました。
高齢者や子どもの一部、免疫力が低下している人については、年2回の接種を検討するようにとしています。
また、ワクチンは従来株とオミクロン株の両方に対応した「2価ワクチン」に統一するよう提案しています。
FDAの提案はワクチン接種の複雑さを軽減し、投与ミスを減らすことなどをめざしていて、26日に行われる専門家らによる諮問委員会で議論される予定です。