解放の久保田徹さん「注目をミャンマーの人に向けて」
ミャンマーで抗議デモを取材中に拘束されおよそ3か月半ぶりに解放された久保田徹さんが26日に会見を行い、「ミャンマーの人々に目が向けられるよう、できることをしてきたい」などと語りました。
ドキュメンタリー制作者の久保田さんは、7月にミャンマーで国軍への抗議デモを取材中に拘束され、有罪判決を受けていましたが、今月17日に恩赦で解放されました。
26日、群馬県で行われた会見で久保田さんは、依然多くの人々が自由を奪われているとした上で、ミャンマーで起きていることを当事者として伝えていきたいと語りました。
久保田徹さん「1万人以上の囚人が現地で、まだまだ監獄で自由を奪われていますし、まだ多くの人々が国軍からの暴力によって苦しんでいます。注目をミャンマーの人に向けてほしいと思っています。そのために私ができることはしていきたいと思っています」
久保田さんはまた、現地で撮影し持ってこられなかった映像が手元に届いたとのことで、今後、ミャンマー支援につながる方法で公開したいとの考えを明らかにしました。