中国・北京で、およそ4年ぶりとなるモーターショーが25日から開かれています。EV＝電気自動車で台頭しつつある中国メーカーが新型モデルを披露しています。

新型コロナウイルスの感染拡大以降、開催が見送られていた「北京モーターショー」は今回、およそ4年ぶりの開催となり、国内外からおよそ1000社が参加しました。

会場では中国の大手家電メーカー「シャオミ」が初めて開発したEVなどが展示されています。

中国国内の去年の新車販売台数は、世界で初めて3000万台を突破しましたが、このうちEVなど従来とは異なる動力源で走る「新エネルギー車」が3割あまりを占めるなど、急速に普及が進んでいます。

中でも、低価格を売りにする中国メーカーがシェアを伸ばしていて、日本や欧米のメーカーは苦戦を強いられています。

これに対し日本勢は、中国のIT企業などと協力してAIや音声認識技術を取り入れて開発を進め、巻き返しを図る方針です。