北メディア 相次ぐミサイル発射報じる 金総書記は軍需工場視察
北朝鮮メディアが、戦術誘導弾と長距離巡航ミサイルの発射実験を相次いで行ったと報じました。また、金正恩総書記は軍需工場を視察しています。
28日付の「労働新聞」は、北朝鮮の国防科学院が27日、地対地戦術誘導弾2発の発射実験を行ったと報じました。27日発射されたミサイルを指すとみられ、標的の島を精密に打撃したとしています。
また、今週25日には長距離巡航ミサイル2発の発射実験を行い、日本海上に設定された飛行軌道に沿って2時間35分飛行し、1800キロ先の標的の島に命中したと主張しました。
さらに、労働新聞は金正恩総書記が重要兵器システムを生産している軍需工場を視察したとも報じています。金総書記は「党大会で示した軍需政策と方針を貫徹するための総突撃戦に、こぞって奮い立たなければならない」と述べ、今後も兵器開発を推し進める姿勢を示しました。