トランプ氏、ハリケーン被災地を訪問…政府の対応批判 大統領選まで2週間あまり
アメリカ大統領選挙まで2週間あまりとなりました。トランプ前大統領は激戦州の一つ、ノースカロライナ州でハリケーンの被災地を訪問し、政府の対応を批判しました。
トランプ前大統領は21日、ハリケーン「へリーン」により95人が犠牲になったノースカロライナ州の被災地を訪れました。
アメリカ トランプ前大統領
「ホワイトハウスよりも良いスタッフを集め、良い仕事をしなければならない」「(新大統領就任の)1月20日、新チームがみなを適切に支援するでしょう」
トランプ氏支持者
「トランプ氏が私たちの受けた被害、この惨状を見に来てくれてうれしい。彼が復興を支援してくれるでしょう」
最新の世論調査で、ハリス氏との支持率はわずか0.5ポイント差で、政府の災害対応を批判することで支持を広げたい狙いです。
一方、ハリス副大統領は、共和党のリズ・チェイニー元下院議員と1日で3つの激戦州をまわりました。共和党ながらハリス氏への支持を表明しているチェイニー氏とともに支持を訴えることで、トランプ氏と距離を置く共和党の支持層を取り込む狙いがあります。