NYダウ24ドル高 終値1万8144ドル
23日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、5月の新築住宅の販売件数が増加したことなどから景気の先行きへの期待感が高まり小幅に値を上げ、前日比24ドル29セント高の1万8144ドル7セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は6.12ポイント上げ5160.09だった。
この日はまず、アメリカの5月の新築住宅の販売件数が前月より2%以上増加し、市場予想を上回る高水準だったことから買い注文が優勢となった。また、ギリシャの金融支援を巡る協議が進展するとの見方が広がったことで、この日もヨーロッパの株式相場が上昇。ニューヨーク株式市場でも買いにつながった。
一方、製造業の新規受注を示す指標が市場予想より悪かったことや、前の日にダウ平均株価が100ドル以上値を上げたことで利益を確定する売りも出た。
結果、ダウ平均株価は小幅に値を上げて取引を終えた。