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米通商代表 TPP大筋合意に向け意欲

2015年6月26日 7:16
米通商代表 TPP大筋合意に向け意欲

 TPP(環太平洋経済連携協定)の交渉妥結の前提となる法案の成立が確実になったことを受け、アメリカのフロマン通商代表は25日、大筋合意に向けて改めて意欲を示した。

 TPPの合意に欠かせない、大統領に交渉権限を一任する法案などはすべて可決された。ホワイトハウスに届き次第オバマ大統領が署名し、正式に成立する運び。

 TPP参加12か国は、大筋合意をめざし来月下旬に閣僚会合を開く方針だが、アメリカのフロマン通商代表は25日、合意への意欲を示した。

 フロマン通商代表「参加各国は目的に沿った形で、できる限り早く交渉を妥結させたいと思っている」

 また、日本との協議についてフロマン代表は、事務レベルで可能な限り問題を解決した上で、閣僚会合で提示する選択肢を準備していくと強調した。