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現場上空にドローン 初期消火を一時中断

2015年7月19日 13:53
現場上空にドローン 初期消火を一時中断

 アメリカのカリフォルニア州で起きた山火事で、現場の上空に持ち主のわからない「ドローン」が飛んでいたため、消防が上空からの初期消火を一時中断していたことがわかった。

 この山火事では、近くを通る高速道路の車両に火が燃え広がり、車30台と東京ドーム約300個分に相当する森林14平方キロメートルが焼けた。

 消防によると、複数のドローンが現場上空を飛んでいたため一部のヘリコプターや航空機が離陸できず、上空からの消火が約25分間中断したという。

 NBCテレビによると、上空には当時、5機のドローンがいて、このうち2機は消防のヘリコプターや飛行機を追跡していたという。誰が飛ばしていたのかはわかっていない。

 カリフォルニア州では先月もドローンのために山火事の消火活動を中断するトラブルが起きていて、地元の消防はドローンを飛ばさないよう呼びかけていた。