東京五輪エンブレム 酷似と主張
先週発表された2020年東京オリンピックのシンボルマーク、「エンブレム」についてベルギーのデザイナーが自らの作品と似ていると主張していることが分かった。
東京オリンピックのエンブレムはアートディレクターの佐野研二郎さんが手がけたもので、東京などの頭文字「T」をイメージしたデザイン。一方、ベルギーのデザイナー、オリビエ・ドゥビさんが似ていると主張しているのはベルギー東部のリエージュにある劇場のロゴで、ドゥビさんが考案し、おととし、公表した。
オリビエ・ドゥビさん「同じことを考えるデザイナーがいて驚いた。弁護士に依頼して共同で対応する」
ロゴは劇場を意味するテアトルの頭文字「T」とリエージュの「L」をもとにデザインしたという。ドゥビさんはNNNの取材に対し、今後、劇場側とともに法的措置をとる考えを明らかにした。