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緊張緩和なるか 板門店で南北高官会談

2015年8月22日 21:04
緊張緩和なるか 板門店で南北高官会談

 北朝鮮と韓国は22日夕方から南北軍事境界線のある板門店で高官会談を始めた。北朝鮮が韓国への軍事行動に出ると威嚇する中、緊張緩和につながるか注目される。

 会談には北朝鮮から金正恩第1書記の側近でもある軍の黄炳瑞総政治局長、韓国からは金寛鎮国家安保室長が出席した。韓国の大統領府によると北朝鮮が21日に対話を提案し、22日になって会談を開くことで双方が合意したという。

 会談に先立ち北朝鮮は、22日午後5時から軍事行動に出ると威嚇するなど緊張が高まっていて、南北ともこれ以上の対立を避けたい思惑があるとみられる。ただ、危機の発端となった軍事境界線での地雷爆発をめぐっては双方の立場の隔たりが大きく、会談によって歩み寄りがあるかは不透明。