中国人民銀、26日から0.25%利下げへ
中国の中央銀行にあたる中国人民銀行は25日夜、政策金利を0.25%引き下げる金融緩和策を発表した。上海株式市場で大幅な下落が続き、中国経済への懸念が強まる中、景気を刺激する狙い。
中国人民銀行は25日夜、貸出基準金利と預金の基準金利をそれぞれ0.25%引き下げると発表した。利下げは去年11月以降5回目で、26日から実施される。
中国では上海株式市場が25日も前日に比べて7%以上、値を下げた。4日連続の下落で、世界的な株安の引き金となっている。
中国人民銀行は、「経済の下振れ圧力がある中、成長を安定させるため」としており、金融緩和で景気を刺激する狙いがある。