５日のアメリカ・ニューヨーク株式市場はアジアやヨーロッパ主要国の株価上昇を受けて、ダウ平均株価はほぼ全ての銘柄で値を上げ３００ドル以上上昇した。

　５日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前週の終値より３０４ドル０６セント値を上げ１万６７７６ドル４３セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は７３．４８ポイント上がり４７８１．２６だった。

　この日は、９月のアメリカの非製造業の経済指標が発表され、前月から２ポイントほど悪化し市場予想も下回った。先週発表された雇用統計も市場予想を下回る内容だったことなどから市場では、利上げの開始時期が遠のくとの観測が広がっている。そのため、株式市場に資金が流入しダウ平均株価は、ほぼ全ての銘柄で値が上がった。

　また、この日は、アジアやヨーロッパ主要国の株価の上昇を受け投資家の心理が改善したことも買いにつながった。

　結果、ダウ平均株価は３００ドル以上大きく値を上げ取引を終えている。