今年のノーベル経済学賞が１２日午後に発表され、アメリカ・プリンストン大学の教授が受賞することに決まった。日本人初の受賞はならなかった。

　スウェーデンの王立科学アカデミーはノーベル経済学賞を、イギリス出身でアメリカ・プリンストン大学のアンガス・ディートン教授に贈ると発表した。

　受賞理由としてディートン教授は、社会福祉を向上し、貧困を減らす経済モデルを作るためには個人の消費行動を理解する必要があると強調し、マクロ経済学や開発経済学に大きな影響を与えたとしている。