アメリカの文化芸能に貢献した人に贈られるケネディ・センター名誉賞に１５日、指揮者の小澤征爾さんが選ばれた。

　ケネディ・センター名誉賞は音楽や映画などを通じてアメリカの文化芸能に貢献した人に贈られるもので、今年、日本人として初めて小澤征爾さんが選ばれた。

　小澤さんは３０年近くボストン交響楽団で音楽監督を務めた。ケネディ・センターは受賞の理由について「指揮者としての芸術的リーダーシップが世界のオーケストラの新たな基準を生み出した」としている。

　このほか、今年は映画監督のジョージ・ルーカスさんやシンガー・ソングライターのキャロル・キングさんが選ばれている。