米軍、「イスラム国」ハッカーを殺害
アメリカ軍は28日、過激派組織「イスラム国」で自爆テロを起こすようインターネットを通じて扇動していた工作員を殺害したと発表した。
アメリカ軍は24日、シリア北部のラッカで空爆を行い、「イスラム国」のハッカーでイギリス国籍の工作員を殺害した。この工作員は、「イスラム国」の支持者に欧米で自爆テロを起こすようインターネットを通じて呼びかけていたという。
アメリカメディアは、今年5月、テキサス州で起きたイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画イベントで起きた発砲事件の容疑者にも、犯行を促した可能性があると伝えている。
また、工作員は約1300人の米軍関係者らの個人情報をネット上に公表していて、アメリカ軍は「非常に危険な人物だった」としている。